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多くを語らないのがマナー ~お悔やみの言葉の基礎知識~

2018/05/11

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みなさん、こんにちは。シニアマナーOJTインストラクターの森 みゆきです。

悲しいお知らせは突然やってくるもの。訃報に気持ちも動転してしまい、マナーにも迷いがちです。今回は、お悔やみの言葉のマナーの基礎知識をお伝えします。

お悔やみの言葉はシンプルに。定形の文章で

悲しみの中にいらっしゃるご遺族様へ、どのようにお声がけすれば良いか分からない。こんな経験をされた方は多いと思います。 

あまり考えすぎなくても大丈夫。故人やご遺族を思う気持ちがあれば、たとえ上手に言葉が出なくても表情や態度からでも伝わります。お世話になったからたくさん気持ちを伝えたいと思うかもしれませんが、あまり難しく考えず、シンプルなお悔やみの言葉を使うほうが好ましいものです。

祈り

「この度は、ご愁傷様でございます」「誠にご愁傷様でございます」「心よりお悔やみ申し上げます」「心中お察し致します」が適切です。

また、ご遺族からメールで訃報が届いた場合は、「この度は、○○様のご逝去の訃報に際し、大変驚いております。ご家族皆様の心中を拝察致しまして、心よりお悔やみ申しあげます。略儀ながら、先ずはメールにて失礼致します」と返信します。
こちらもシンプルに、定型文でよいでしょう。

お悔やみのときは要注意!忌み言葉を知っておく

お悔やみの言葉には、使ってはならない「忌み言葉(いみことば)」があります。

数珠

「重ねがさね」、「度々」、「益々」などは、繰り返しを意味するので、“不幸が繰り返す”、“不幸が重なる”という意味に繋がってしまいます。悲しみの場では使わないように気をつけましょう。      

場面や立場で迷うときの言葉かけのマナー

お通夜やご葬儀では、場面や立場の違いでかける言葉に迷うこともありますね。ここでは、よく質問を受けるケースをご紹介します。

・受付での挨拶はどうする?
受付は、ご親族や故人の仕事関係の方が担当される場合が多いようです。受付では、無言でお香典を渡すのではなく、「この度はご愁傷様でございます。ご霊前にお供えください」と一言添えると良いでしょう。

・親族同士の挨拶はしてもいいの?
たとえ長期間会っていなかったとしても、「お久しぶりです」「こんにちは」「今晩は」という挨拶はNGです。先ずは頭を下げお辞儀をして、その後に「突然で驚きましたね」「淋しくなりましたね」という言葉を添えましょう。

・故人の友人として参列する場合は?
親族と親しくしていた場合でも、ご葬儀のときには親しげに挨拶はしません。まずは頭を下げて、「この度はご愁傷様でございます」と一般的な言葉を交わすほうが良いのです。親族が話しかけて下さったら、「淋しくなりましたね。どうかお力を落とされませんように」と気遣って差し上げましょう。

ご葬儀での言葉かけは、まず一般的な言葉で行うほうがよいのです。いたわる心を表情にあらわして、心を込めてお伝えしましょう。

心地よい人間関係を築くヒントをお届けする「Manner Up Magazine(マナーアップマガジン)」
思いやりの心を行動で表したい方のお役に立てれば幸いです。

このマナーについては、#マナーインストラクター #マナーコース

日本マナーOJTインストラクター協会
シニアマナーOJTインストラクター 森 みゆき
講師みゆきblog

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