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売れっ子講師が売れ続けるための仕事の心得3つ

2018/08/17


みなさん、こんにちは。
日本マナーOJTインストラクター協会 会長の笹西真理です。

「10年来、依頼が絶えない講師」の日常に興味はありませんか?
本日は当協会の売れっ子講師と呼ばれる方々が何をしているかをご紹介します。今後、あなたが講師を目指すとき、「フリーランスでなぜ仕事を獲得し続けられるか」のヒントが得られるかもしれません。

仕事の優先順位を決めている

フリーランスで仕事をしていて、何がいちばん大変でしょう?
営業? いいえ、違います。「タイムマネジメント」です。自立するためには「自律」です。

講師といっても、ただ受講生の前に立って話をすればいいのではありません。
たとえば、来週の研修に向けてテキストを作成し、先日伺った企業様へ提案書をお出しするなど、登壇以外にも複数の仕事を並行して進めています。「仕事を自らコントロールする」ことが求められるのです。

勤めていれば、「これを先に」と上司が指示を出してくれるかもしれませんが、フリーランスはそんなことは言われません。何をするのも、どう時間を使うかも、自由です。

Good Instrocter is busy

一方で責任が伴います。約束を破れば、仕事はなくなります。
「自分でキャパシティを決め、適正範囲内で仕事をすることも必要」と、売れっ子講師は口を揃えて言います。

お客様の目指す未来を共有している

指導対象が企業であれ、個人であれ、「お客様の未来のために指導を行う」のが売れっ子講師です。それに対して普通の講師はと言うと、「自分の持っているものを提供する」のが一般的でしょう。売れっ子講師は、お客様が求めていることを見ているのです。

お客様の未来予想図を具現化するためには、「自分の知識や技術」だけでは足りない部分もあるのが普通です。売れっ子講師は常に、お客様の目指す未来を共有し、そのために必要な「新しい知識・技術」を学ぼうとします。やみくもにではなく、実際に受講生から聞いている要望や未来にそった学びです。

Trust would be abig whole

「売れっ子講師」は売れっ子である故に、自らに足りない部分を知り、努力を惜しみません。だからこそ、同じ企業様でどんどん指導内容が増え、リピートしていただくことで、営業しなくても売れっ子講師でいられるのです。

「マナー」であれ、「オリジナルメソッド」であれ、同じ内容を同じ人が何度も学んでくれる。水平展開してくれるなんてことは、滅多にないと知りましょう。

自らの役割を理解している

売れっ子講師に「オールマイティ」な人はいません。専門性が高く、キャラクターもとがった人が多いです。自らに求められている姿、つまり「役割」が見えているのです。

たとえば、「マネジメント」の指導をメインで行っている方が、「メイク」の講師をする。接遇講師としてできないことはないかもしれませんが、得意ではないでしょう。その反対はたぶん無理ですよね。

売れっ子講師は「私はここが強いです!」という業種・職種・内容・分野を必ず持っています。「ずっと店長をやってきた。販売の指導だったら負けない」、こんなふうに明確なのです。

キャラクターも同様に、「クールで事実を淡々タイプ」なのか「情熱的にとにかく熱い」のか。「あの先生は○○だから」があります。受けない相手のある一方、当てはまるときには最大の力を発揮できます。

自らはどんなタイプになりそうか。「たいして個性がない」「得意な分野がない」という方は、「なりたい姿を真似る」ことから始めてみるのもお勧めです。

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いかがでしょうか?
5年、10年と仕事をつねにトップレベルで続ける講師にはやはり理由があります。
その資格、その学びがいつまで使えるでしょうか?
売れっ子講師からのヒント!ぜひお役立てくださいね。

心地よい人間関係を築くヒントをお届けする「Manner Up Magazine(マナーアップマガジン)」
思いやりの心を行動で表すためのアイデアが詰まったウェブマガジンです。お役に立てれば幸いです。

このマナーについては、#マナーOJTインストラクター #マナーインストラクター

日本マナーOJTインストラクター協会
会長 笹西真理

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