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芸術の秋を楽しむマナー

芸術の秋。美術館の展覧会を楽しむときのマナー&お得情報

2018/09/04


みなさん、こんにちは。シニアマナーOJTインストラクターの前澤暢子です。

気候の良い秋は、ものごとを楽しむのに最適ということで、「〇〇の秋」とよく言われますね。「芸術の秋」という言葉も、一度は耳にされたことがあるでしょう。
この言葉は、1918年に発行された『新潮』で「美術の秋」という記載があったことから広まったと言われています。二科展、日展、院展といった大きな美術展が開催されるのも秋ですね。

今日は、美術館を訪れたときに知っておきたい、楽しみ方とマナーをお伝えします。

秋は美術館の特別展も豊富。下準備をして出かけよう

お気に入りの美術館がある方は、「次回の特別展は何かしら?」とこまめにチェックなさることも多いのではないかと思います。そこまでではなくても、新聞、電車内の広告、SNSからも情報を集めることができます。

人気のある展覧会は大変混み合いますから、前売り券を利用することをおすすめします。同時に作品の予習をすると、楽しみがふくらみますよ。開館の20分前に到着するようにすると、時間の余裕ができます。

早めのチケット予約をお勧めします

音声ガイドが用意されていたら、ガイドに沿ってメモを取りながら楽しむのもおすすめの一つです。美術館では、ボールペン、シャープペンシルの使用を禁じています。美術館で用意されている、短い鉛筆をお借りくださいね。

鑑賞時の頼もしいお供に「オペラグラス」を

お目当ての作品はじっくりと楽しみたいですよね。そんなとき頼りになるお供が、携帯に便利な小型の「オペラグラス」です。

オペラグラスをお忘れなく

混んでいる美術館では、なかなか前列で鑑賞できないこともありますし、自分だけ前列に陣取るのもマナーとしていかがなものでしょう。

そんなときには、オペラグラスを取り出して。倍率の調整もとても簡単ですし、観劇やコンサート、ミュージカル、歌舞伎を楽しむ際も活躍してくれます。一台で大活躍してくれる頼もしいお供です。

ミュージアムショップで、“使える”記念品はいかが?

素敵な展示会に気分も高揚し、感動冷めやらぬときにタイミング良く現れるミュージアムショップ。特別展の記念に、何か個性的なグッズを見つけて、お土産にするのも良いですね。

ミュージアムショップで販売されているチケットホルダーは、おすすめグッズの一つです。チケットがちょうどおさまる縦長サイズのクリアホルダーで、展示作品がプリントされたものが一般的です。

このチケットホルダー、バッグの中にスマートに収まり、封筒、ポチ袋を入れておくのにもとても便利。サッと手渡したい心付けなどは、バッグを開き、ごそごそと探るのは美しくありませんし、見ている人に不快感を与えることも。記念のチケットホルダーを上手に活用してみてください。

ミュージアムショップは事前チェックがお勧め

芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋。秋は何かを始めるには、とてもいい季節なのかもしれませんね。
皆様はどのような秋をお迎えでしょう。美術館巡りを秋の楽しみ方の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

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このマナーについては、#マナーコース#マナーOJTインストラクターコース

日本マナーOJTインストラクター協会
シニアマナーOJTインストラクター 前澤暢子

講師前澤blog

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