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【新年のご挨拶】2019年もサービス業の未来を輝かせるためにさらにパワーアップします

2019/01/01


皆様、新年あけましておめでとうございます。

いつもマナーアップマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。一般社団法人 日本マナーOJTインストラクター協会会長の笹西真理です。

平成最後の年となる2019年がスタートしました。昨年2月にスタートしたこの「マナーアップマガジン」もまもなく1周年を迎えようとしています。本年も、より日々の暮らしを豊かに、人間関係をスムーズにするヒントをお届けしていきたいと思います。

会員とともに成長する協会の体制づくりが整い、さらにお役にたてるように!

さて、本日は年始にあたり、2018年の協会活動を振り返るとともに本年2019年、どのように私どもが前進していくかの将来像をご紹介させてください。

昨年は1月1日の代表理事交代から、このWEBマガジンの開設、新会員サイトのリリースと、講師たちがより活動しやすい体制づくりと、多くの方に存在を知ってもらうためのブランディングに取り組んだ1年でした。結果として、協会資格講座は1年で1000名以上の受講生を輩出し、まもなく1万名に届くまで成長をすることができました。

Yes, we study everyday

私は日頃から「協会と会員の成長は相関関係」と言っています。会員である講師たちが活動を活発にすればするほど、協会認知度が高まりブランディングに繋がります。一方、協会としてのブランド力が上がればあがるほど、会員たちの活動もしやすくなり、結果的に私たちを求めてくださるお客様たちのお役に立つことができます。「量」としてお伝えしましたが、「質」であっても同じことです。

講師業を生業としているというからには、私たちは「アウトプット」の行動を起こし、その結果として課題を発見し、改善し、またさらにアウトプットをしていかねばならないと考えます。

世の中に「マナー講師」と自称する方や、経験していたという方は非常に多くいるでしょう。資格を保持していることを「講師」と表現する方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、実際に講師として活動しているか?と聞くと、1~2回教えたことがあるだけだったり、単に資格を持っているということだったりします。

本年、私ども日本マナーOJTインストラクター協会は「マナー講師」の品質向上に本格的に取り組みます。そのために大きく2点について、研究調査および内容設計を行っていきます。

あいまいな経験値を、再現性のある形式知としてお伝えします

まず1点目が、経験値や属人的と呼ばれる暗黙知を形式知に変える取り組みです。

簡単に言えば、販売能力の高い人がなぜ高いのか。接客熟練者と呼ばれる人はなぜ気づきが早いのか。本当に「丁寧なお辞儀」で人は人を判断するのか。こういった点を大学との共同研究にて、数値化し、明文化していきます。

なんとなくそうしているではなく、具体的に再現性を高める行動としてデータ化する。そうすることによって、根拠や由来のあいまいな「接遇」の手法、手段を「売上アップ」や「効率化」に繋げ、生産性を高めていきます。

instructor of JAMOI is very poweful.

2点目は、さまざまなツール利用時における「フィードバック力」の向上です。

たとえば、あるべき姿があり、その姿をはかる便利なITツールがあるとして(実際にあるのですけれどね)、問題は「ヒトはそう簡単に習慣を変えられない」ということです。
ゴルフのスイングをイメージしてみて下さい。頭では「やるべき行動」がわかっている、そこにボールはある、止まっている、その状態であっても思いどおりにクラブはボールに当たりますか? 私は当たらないのです。そして、いちばん困るのは何がNGだったのか、そのあとどうすれば良いのかがわからないこと。そこで必要なのが「適正なフィードバック」です。

私たちは「マナーOJTインストラクター」として、「サービス業の未来を輝かせる」講師として、「フィードバック」を仕組み化し、改善行動の提案~行動変容までを伴走することにコミットしたいと考えています。

受講生やお客様の真の伴走者となれるマナー講師を育成します

ここまでお読みになって、講師たちは経営者でもないのに「生産性」や「行動変容」って何?そこまで求めているの?と思われたかもしれません。しかし、私ども日本マナーOJTインストラクター協会の目指すのは、「マナー」をきっかけに、より豊かな「サービス業における人材魅力の最大化」です。

そのためには、今まで〇十年、何の根拠もなくやってきたという自分の経験のみを語る(あ、ちょっと本音が出すぎましたでしょうか……)「マナー講師」であってはいけないのです。

自らが伝える言葉に責任を持ち、なおかつ受講生からいただく時間に対して誠実に。本気でともにゴールを目指す伴走者としての講師を育成する。

ここに私どもは2019年、本気で取り組み、結果を出しいく所存です。

ただ、マナーの知識がある。ちょっとサービス業で働いた経験がある。それでは講師としてはやっていけない、やっていってはいけない!なぜならお客様の迷惑になるからです。

向き合うお一人お一人の達成したい課題は何か。今、抱えている問題は何か。そのために改善すべき行動や、知っておきたいコミュニケーションの手法は何か。それを本気になって考えられるのか、伝えられるのかが問われています。今、活躍している講師たちこそ、本当に日々悩み、それでも行動し、結果が出れば本気になって喜んでいます。

そんな受講生に寄り添うことのできる会員講師を少しでも増やし、そして彼、彼女たちがより活動しやすい環境を作ることこそ、協会に与えられたタスクです。

「行動を止めない」

私の口癖です。行動量をやったその先に課題があり「質」はおのずと向上します。

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ここまでお読みいただいた方は、きっと「マナー講師」もしくは「講師を目指す方」ではないでしょうか。日本マナーOJTインストラクター協会は、2019年も熱く行動し、その結果としてさらなる品質向上をしてまいります。

ぜひともに「サービス業の未来を輝かせましょう」

心地よい人間関係を築くヒントをお届けする「Manner Up Magazine(マナーアップマガジン)」
思いやりの心を行動で表すためのアイデアが詰まったウェブマガジンです。お役に立てれば幸いです。

このマナーについては、#マナーOJTインストラクター養成講座

日本マナーOJTインストラクター協会
創設者 会長 笹西真理

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