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No trip, no life

日本の当たり前が海外ではNG?! トラブル回避に最低限のタブーを知っておこう

2018/08/24


みなさん、こんにちは。
シニアマナーOJTインストラクターの毛呂霞です。

私事ではございますが、私の趣味は海外旅行で、年に3回は海外で旅をします。旅の間に、日本人がその国でのルールを知らずにトラブルに巻き込まれているのを何度かお見かけしました。「知らなかった」では済まされず、最悪逮捕されてしまうようなことも……。

できればトラブルなく、旅は楽しみたいですよね。今回は日本人がやってしまいがちな海外でのタブーをいくつかご紹介します。

ピースサインはNGの国も! 海外でのサインの意味

日本人が写真を撮られる際の定番ポーズは、ピースサイン。実はタブーな国があるのをご存知ですか? それがギリシャです。

ギリシャでは、ピースサインは相手への侮辱を表します。また、手の甲を見せる“裏ピース”も侮辱の意味を表すとしてヨーロッパ諸国ではタブーとされています。手の平をパーにして相手へ見せることも、ギリシャでは侮辱を示します。

その他にも、GOODを表す親指を立てるサインは、中東、南アフリカ、南アメリカ諸国ではネガティブに捉えられます。

指でOKの形をつくるOKサインは、フランス、ギリシャ、南米では、ゼロを表すため侮辱の意味になり、また、お尻の穴を意味し、卑猥と受け止められるためタブーです。

写真を撮る際は、全身を使ってポーズするなど工夫しましょう。インスタ映えにもバッチリです!

Kasumi's best shot!

電子タバコを持ち込むだけで逮捕される国がある?!

近年、電子タバコが大流行していますが、なんと持ち込むだけで逮捕されてしまう可能性がある国が!それがタイです。

タイでは2014年に電子タバコ禁止条例が発令され、使用していなくても所持しているだけで懲役5年、もしくはその電子タバコの価格の5倍の罰金が科されます。

Take care of your smoke

電子タバコだけでなく、海外では喫煙のルールはさまざまです。基本的に室内での喫煙はできない国が多く、必ず外で吸う必要があります。また、国によっては喫煙区域でしか吸えないところもあります。イギリスでは車内の喫煙にも注意が必要です。18歳未満が同乗していた場合での喫煙は罰金が科せられます。

喫煙者の方は、旅立つ前にその国の喫煙ルールを事前にチェックしておきましょう。

女性に話しかけてはいけない国もある!

男性に特に注意していただきたいのが、イスラム圏では女性に話しかけてはいけないということです。たとえ道を聞きたいなどという理由でもNG。イスラム圏では男女の接触が禁じられています。

Not talk to Lady in paticulore country

また女性に注意していただきたいことは、レディーファーストの習慣には素直に従うということ。
日本人女性はレディーファーストに慣れていなかったり、遠慮して譲るということが多いですが、これは失礼にあたることも。素直に従い、必ずお礼を伝えるようにするとスマートです。

その他にも、シンガポールにはガムを持ち込んではいけないことや、タイでは子どもの頭は撫でてはいけないなど、さまざまなタブーがあります。

No trip, no life

ここでご紹介したのは、ほんの一例ですが、訪れる国によってさまざまな文化があり、日本では気づかないようなタブーもあるものです。トラブルを回避し、その国で過ごすように旅を楽しむためにも、文化やタブーもチェックして、思い出に残る旅ライフをお送りくださいね!

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このマナーについては、#インバウンドコーチ #英語接遇ベーシック・中国語接遇ベーシック

日本マナーOJTインストラクター協会
シニアマナーOJTインストラクター 毛呂 霞

講師毛呂 blog

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