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JAMOIの強みは豊かな人材です!

新年あけましておめでとうございます。

2020/01/01


日頃よりマナーアップマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。一般社団法人 日本マナーOJTインストラクター協会(JAMOI)会長の笹西真理です。

令和初となるお正月を迎え、2020年がスタートしました。早いもので「マナーアップマガジン」もスタートからまもなく2周年を迎えようとしています。本年は東京オリンピック、パラリンピックと日本にとって大きなイベントが待ち受けています。行き交う人々も多様になる今、当ウェブマガジンでは日本人同士のみならず、訪日する方々も含めたコミュニケーションをよりスムーズにする「マナー」を今後もお届けできればと考えています。

昨年は嬉しいことに当会JAMOIから10000名目の資格認定者を出すことが出来ました。10年目という節目に嬉しい報告が出来るのも、ひとえに皆さまのおかげと心より感謝をしております。これからも会員の皆さまと共に一歩ずつ着実に活動を進めてまいります。

さて、本日は年始にあたり、2019年の協会活動を振り返るとともに本年2020年の抱負をご紹介いたします。

2020年も更なる進化を目指します。

昨年は10年目の節目ということで、協会の活動指針を「For the Future」と定めました。紡いできた10年に感謝するとともに、常に進化を求め、未来へと前進する決意の表れです。
具体的には
1、各種資格講座の改定
2、データ取得と行動科学研究に取り組みました。
いずれも本年度(当会は10月〜9月が1年の活動期です)の完成を目指し、進めています。今後、講師の皆さまにはなお一層、活動の幅を広げ、エビデンスに基づいた知識技能を講師として活かしていただきたいと考えています。

取組をふりかえると2019年は当会にとって、リ・スタートの年になりました。今まで用いてきたテキストを刷新し、データのエビデンスを取得し、会員サポートの見直しも行いました。2020年も引き続き、この流れのまま一歩ずつ進めていきます。

また、昨年は「マナー講師」から一歩踏み込む「人材育成家」を養成するという趣旨のもと、新講座も開講し、約40名もの会員が参加してくださいました。JAMOIに現在所属する講師の約2割、それもアクティブに活動している会員という意味では、参加率も非常に高いといえるでしょう。それだけ、JAMOIの講師が単に「マナー」を教える講師としてだけでなく、高い意識を持ち、講師として活動を進めているということかと思い、改めて事務局としても身の引き締まる思いです。

勉強会で学ぶJAMOI会員たち

例年お伝えしていることですが、単に「資格を取得する」ことが、私たちを講師として高めてくれるのではありません。アウトプット(量)を行ってこそ、本来得たインプット(知識や技法)をスキル(技能)として昇華することに繋がります。

形式知と全地域の活性化で全体最適を目指します。

そこで本年、私ども日本マナーOJTインストラクター協会は2点に注力し、取り組みを強化します。

まず1点目は「データの形式知化」を進めるということです。昨年から取り組んでいる「サービス」や「マナー」の属人的な経験値を、再現性のある形式知にする研究をさらに進化させます。実際にアパレル、カーディーラーの事業者と研究を進め、現在、「接遇を科学する」を目的にさまざまなデータを数値化し、明文化しています。この活動を進めることで、なお一層、JAMOIの指導内容をたしかな「接遇」の手法として構築し、また「売上アップ」や「効率化」に繋げることで、企業や人材の生産性を高めることを計画しています。

JAMOIおもてなし研究の様子

2点目は、地方の活性化です。

東京、大阪に本部のあるJAMOI事務局ですが、たいへん嬉しいことに地方会員の増加も目覚ましいものがあります。特に九州、東海エリアでは30名を超える講師が誕生してきました。しかしながら、遠隔地として交流の難しい状態が続いてきたことは否めません。

そこで本年は九州、東海、東北の3エリアから地方活性化を目指し、会員交流会を3ヶ月に1度のページで行うことを決定しました。まずはこの3地域の中でも最も会員数の多い九州地区から、今月早々にも会員交流会を開始します。事務局の方針や、現在の営業状況など発信することはもちろんですが、それと同時に地域の講師の皆さんから様々な話を伺うことで、よりよい仕事の提供、情報の提供、そして、会員同士の交流を深める機会提供につなげていきたいと考えています。

Webでの交流が便利になったからこそ、顔と顔を合わせたコミュニケーションがより求められるのかもしれません。それはAI時代と呼ばれる事業者においても同じではないでしょうか。自動レジになったから、人の接客はいらない!ではないはずです。

事実、自動レジなどを導入する会社の多くが、単純作業を自動化する代わりに「人は人としてやるべきことができる」ことを求められると言われています。そこに私たちの活躍するフィールドがあるのではないでしょうか。

日本マナーOJTインストラクター協会は、2020年も熱く行動し、その結果としてさらなる品質向上をしてまいります。ぜひともに「サービス業の未来を輝かせましょう」

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

JAMOIの強みは豊かな人材です!

心地よい人間関係を築くヒントをお届けする「Manner Up Magazine(マナーアップマガジン)」
思いやりの心を行動で表すためのアイデアが詰まったウェブマガジンです。お役に立てれば幸いです。

日本マナーOJTインストラクター協会
会長 笹西真理

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