お客様が多いご家庭にも喜ばれるお歳暮選び3つのポイント
2018/11/20
みなさん、こんにちは。
マナーOJTインストラクターの三石孝子です。
年末にお歳暮を贈る習慣はありますか? お世話になった方々への贈り物は、贈り手の心からのおもてなしを相手に伝えることができますね。
11月になると、インターネットや広告、店頭には、お歳暮の案内が出始めます。毎年のことながら、「今年は何を贈ろうかしら?」と相手の顔を思い浮かべながら相手のことを思う時間は楽しいですね。「喜んでもらえるものを」と相手の立場に立って考えることは、まさにおもてなしです。
今回は、お客様が集まるお宅へのお歳暮選びについて、ポイントを3つご紹介します。
季節感があって日持ちするものを選びましょう
いちばん喜ばれるのは、相手のお好みのものを贈ることでしょう。受け取った方は、「自分のことをわかってくれている」と感じ、心まで温かくなること間違いなしですね。冬の寒い季節とはいえ、保存の効く、消費期限の長いものを選びましょう。
大勢のお客様が集まるお宅は、たくさんの贈り物をいただいていることと思います。だからこそ、季節感のある、日持ちの良いものがおすすめです。
年末年始は来客も多い時期ですから、お客様とともに楽しめるようなオードブル、お酒やジュース、海苔やデザート類なども喜ばれるでしょう。
また、大勢の方がお見えになるお宅は、急なお客様がいらっしゃることもあります。
そのようなときもすぐにおもてなしができるよう、一つ一つ個包装になっているものを選ぶのもお洒落な選択です。
癒し効果の高いものを贈ってみましょう
たくさんの方がお越しになるお宅だからこそ、お贈りしたいものがあります。
形に残るものは好みがあるためおすすめしませんが、冬の季節ならではのものを選んでみましょう。
たとえば、クリスマスを彩るポインセチアやシクラメン、蘭など長く楽しめるお花、またお風呂のお伴にできる温泉成分の入った入浴剤やアロマバスのセットなど、香りを楽しむ癒し効果の高いものです。もちろんお部屋に使える香りも癒されますね。
このような贈り物は、寒さで委縮している身体をリラックスさせてくれ、気分も落ち着かせる効果があります。
寒い時期にお部屋に彩りを添えてくれるお花は、気持ちも明るくしてくれます。
目で楽しむ、香りで楽しむことは、なによりも心が豊かになる時間をもたらします。
疲れた身体を癒してくれるようなアイテムも、喜んでいただけることでしょう。
お正月のおせちに使えるものもおすすめ
年末年始は、大掃除やお客様のおもてなしの準備などで、何かと忙しいものです。
特に大勢のお客様が集まる年始には、おせち料理に使えるものを贈ることも良いでしょう。
定番の昆布巻きやくりきんとん、デザートなどの甘味類、最近では、お肉などの洋風おせちも喜ばれていますね。久しぶりにお会いする方々と話も弾むはずですから、キッチンに立ったままにならないような気遣いがあると喜ばれます。手間をかけずに出せるようなものを選ぶのも、思いやりの心です。
いかがでしたか?
喜んでいただける顔を想像しながら、お歳暮選びをするのはワクワクします。そして、これから迎える年末も楽しくなりますね。
さらに、贈り物と一緒に手書きのメッセージを添えてはいかがでしょうか?
手書きは、贈り手の思いが字に込められますので、印刷とは違う趣を感じさせてくれます。絵の得意な方は、ひと筆のイラストを添えても素敵です。
細やかな心遣いが、相手の心に響くことでしょう。
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日本マナーOJTインストラクター協会
シニアマナーOJTインストラクター・キッズマナーインストラクター 三石孝子
講師三石blog