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動画配信にいそしむ女性

伝わりやすい動画を撮影するために大切にして欲しい3つのポイント

2022/01/21


みなさんこんにちは。シニアマナーOJTインストラクターの清水真弓です。

スマートフォンの普及に伴い、誰でも気軽に動画を撮影することができるようになりましたよね。
さらに、動画は撮るだけではなく、発信することも手軽にできるようになりました。
モバイル端末向けにショートビデオを配信できるSNS『TikTok』なども、気軽に短い動画を発信できることから若者に大変人気があります。

動画は写真や文字よりも情報量を多く伝えることができるため、あなたの伝えたいことや人柄がより相手に伝わります。
動画配信ができるようになれば、あなたの強みの一つになるかもしれませんね!

伝わる動画 撮影前はここが大切!構成を考えよう

動画を撮ろうと思ったら、撮る前に全体の構成を考えることが必要になります。

まずは、『誰』に向けての『何分くらい』の『どんな内容』の動画を撮るのか、目的を明確にさせましょう。
この際のポイントは視聴者目線、『誰』が見るかを意識することです。

動画を見た視聴者がどんな風に考え、どんなことが動画から得られそうか想像しながら視聴者目線で構成を考えると、伝わりやすい動画になります。

おすすめの流れは「動画の概要・掴み(問題提起)→メインコンテンツ→まとめ・結論」の順です。
スマホを手に悩む女性
例えば「マスクでも伝わる笑顔の作り方」を紹介したいとしましょう。

視聴者が自分ごとと捉えやすいお困りごとで問題提起(掴み)→解決する具体策を紹介(メインコンテンツ)→まとめ といった流れがわかりやすいかと思います。

この流れで制作した動画をご紹介いたします。
マスクでも笑顔が伝わる!3つのコツ〜お客様の印象に残る笑顔をマスクでも!〜

youtube動画の場合は掴みが重要だとよく言われます。
誰のどんな悩みを解決したいのか、動画の内容などを冒頭に伝えることが大切です。

せっかくクリックして再生してもらったとしても。
出だしがつまらなかったり、「これ!私に必要だ!」と思ってもらえなかったりすると、中身をちゃんと見てもらえる可能性が下がってしまいます。

また、そもそも再生ボタンをクリックしてもらうためには、キャッチーなタイトルやサムネイルの工夫も大切です。

撮影者視点で考えるとあれも言いたい、これも言いたいと内容が増えてしまい、本当に伝えたいことがブレてしまいがちです。
伝えたいことがいっぱいあっても、グッと我慢。
キーワード、3つくらいに絞りこみ、伝えることを明確にすることがおすすめです。

伝わる動画 撮影中はここが大切!話し方にメリハリつけよう

あなたが動画を見ている時、楽しい動画はあっという間に時間が過ぎても、退屈な動画は時間が長く感じてしまう、そんな経験はありませんか?

この違いの一つに、話し手の話し方が影響しているのではないかと私は思っています。

人を惹きつけるように話をするには、テンポや間、抑揚をつけるなどの『メリハリ』が大切です。
メリハリがない話し方は一本調子に聞こえ、視聴者が飽きやすくなります。
人気のあるYouTube動画はテンポが良く、勢いのある話し方をしている動画が多いように感じています。

でも、ずっとハイテンポな動画だと見ている人は疲れてしまいます。
ここぞという時にはあえて間を置いたり、声のトーンに変化を持たせたりして上手くメリハリをつけて話している方もいらっしゃいます。
動画配信で商品を手もって説明する女性
あなたのお気に入りのYouTuberはいかがですか?
動画撮りたいなぁと思ったら、あなたのイメージに近い話し方をしているYouTuberを参考にさせてもらうのも良いですね。

伝わる動画づくり 撮影後はここが大切!編集を試してみよう

視聴者に伝わりやすい動画を作るためには、編集を活用することも有効です。

効果音やBGMなどの音の編集の他に、スローにするなどの演出効果、不要なシーンを取り除くカットやテロップの追加など。
様々なことが編集で可能です。
上手く取り入れることによって動画のアクセントになります。
例えば漫才の動画をイメージしてみてください。

テロップなしで漫才を見るよりも、テロップでセリフを強調された方が笑いを誘うときがありますよね。

動画で編集する際は「どうしたら視聴者が見やすくなるかな、伝わりやすくなるかな?」と考えながら編集を色々試してみることがポイントです。

今は簡単に動画編集ができるアプリも沢山種類が出ていますので、試してみてはいかがでしょうか。
動画編集画面
動画は視聴者に見てもらうためのものです。
その視聴者が、あなたの店舗の商品を購入されるお客様なら、自ずと視聴者の視点が大変重要になってくることがわかりますよね。

そのため視聴者のことをイメージすることが大切となります。

私も動画を撮影して感じますが、一度で完璧な動画が撮れることはなく、色々試行錯誤していきながら改善し、少しずつスキルを身につけていくものだと感じます。

また、自分が楽しみながら撮るとその雰囲気が視聴者にも伝わりやすくもなるのです。

最初は緊張するかもしれませんが、楽しみながら笑顔で動画撮影にチャレンジしてみてください。
これからの時代、動画発信できることがあなたのスキルを増やすことにもきっとつながりますよ。

しかし情報流出などが心配という方もいらっしゃるかと思います。

そんな時はまずは自分しか見られないよう非公開で試したり、見せたい人にだけ限定配信することも可能です。

まずは気軽に、挑戦してみましょう。

私もこれからもさらにクオリティの高い良い動画を撮るために精進します。共に頑張りましょう!

心地よい人間関係を築くヒントをお届けする「Manner Up Magazine(マナーアップマガジン)」
思いやりの心を行動で表すためのアイデアが詰まったウェブマガジンです。お役に立てれば幸いです。

このマナーについては、#マナーOJTインストラクター #ソーシャルマナー

日本マナーOJTインストラクター協会
シニアマナーOJTインストラクター 清水真弓

講師 清水真弓 サイト

講師清水真弓blog 

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