年末に感謝を伝えるのに最適! エレガントなマナー美人のクリスマスカード術
2019/11/22
みなさん、こんにちは。
シニアマナーOJTインストラクター・キッズマナーインストラクターの前澤 暢子です。
「クリスマス」と聞くと、どのようなことをイメージしますか?
恋人・家族・職場の方たち・友人たちなど、「~~と過ごすクリスマス」を思い浮かべたり、プレゼントをどうしようと思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
今日は、クリスマスの素敵な習慣として取り入れたい、クリスマスカードのマナーと楽しみ方についてお伝えします。
欧米では、もちろんクリスマスカードはとても素敵な贈り物(プレゼント)とされています。留学や、海外赴任の経験がある方は、滞在先の友人から「クリスマスには、カードをくださいね」と言われたこともあるのではないでしょうか?
海外に送る場合は、11月末から12月上旬に届くのを目安になさるとよろしいです。もしかしたら、日本の年賀状のような意味合いもあるかもしれませんね。
両親や大事な人に、日頃の感謝を伝えるカードとして
ご両親や大事な方へ、日頃の感謝をどのように伝えていますか? 年の暮れにあるクリスマスは、一年の思いを伝えるのにぴったりのタイミングです。
健康を願い、感謝の気持ちを伝える方法として、クリスマスカードにお気持ちをのせてみたらいかがでしょうか?
クリスマスカードを贈る目的のひとつに、「贈ったカードを飾ってもらい、クリスマスを楽しく迎えて欲しい」という願いがあります。私は、10代の終わりころから毎年、両親にクリスマスカードを送っています。仕事で海外に行った際には、素敵なカードを見つけてはついつい欲ばって購入したものです。
今は、娘との共同作業で贈っています。返礼の電話で、「~~に飾っているのよ」と聞こえてくる笑い声に温かいものを感じます。帰省して、きれいに保管してくれているのを見るのも嬉しいものです。
ついつい言いそびれることもある、大事な人にこそ、感謝の気持ちを伝えるきっかけになりますね。
同僚にはシンプルなメッセージに小さなお菓子を添えて
日頃の感謝の気持ちを伝えるために、クリスマスカードを同僚に贈るのもおすすめです。
私は、簡潔にメッセージを書き、小さなお菓子かチョコレートを添えて同僚のメールボックスに入れていました。
「○○さん、いつもお世話になっております。素敵なクリスマスを!」
「Merry Christmas! ○○さん、素敵なクリスマスをお過ごしください!」
「Happy Holiday」「Season’s Greeting」
シンプルなメッセージでも、相手を想う気持ちは十分に伝わります。
クリスマスカードは11月末より12月上旬に送りますが、同じオフィスで手渡す場合は、12月の20日過ぎに贈るとよろしいですね。
お歳暮シーズンに、クリスマスカードでご挨拶もOK!
12月13日よりお正月の事始めに入りますが、お歳暮を贈る時期に、クリスマスカードでのご挨拶を贈るのも喜ばれます。
気をつけなければならないのが、12月23日までに品物が到着することと、カードに日付を入れることを忘れないことです。
私は喪中はがき(年賀欠礼状)が届いた際にもクリスマスカードを送ることがあります。その際には「「Season’s Greeting」としてメッセージをのせます。お手紙ほど重々しくならないからです。「嬉しかった」とお返事をいただくと、一言だけのカードでも、寄り添う気持ちもともに届くことを実感します。
年末は、この一年にお世話になった方に思いを馳せる時期。
華やかなクリスマスのお祝い気分をのせて、日頃の感謝を伝える習慣を始めてみませんか?
スマートフォンで便利に連絡がとれる時代だからこそ、クリスマスカード、メッセージカード、一筆箋は、より印象に残り、寄り添う気持ちを感じるのかもしれません。
両親をはじめ、兄弟姉妹、友人たちからの手紙やカードは宝物であり、目を通すとそのころの情景も思い出されます。大切な方へクリスマスカードを贈ってみてはいかがでしょう。
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