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キッズマナーは、いつから身につける? 何から始める?

2018/02/27


こんにちは。
マナーOJTインストラクター・キッズマナーインストラクターの前澤暢子です。

「マナーは、身につけると一生のもの」とは、よく言われる言葉です。

小さなお子様のいらっしゃるお父様、お母様、これからお父様、お母様になるみなさんは、お子様が何歳になったら、マナーを教えたいですか? そもそも、自分はいつごろから身につけたか覚えていらっしゃいますか? マナーを意識しはじめたころは覚えていても、いつから教わったかははっきり覚えていないかもしれませんね。

今日は、小さな頃から身につけていきたいキッズマナーについて、いつごろから、どんなことから教えていけばいいのか、お伝えしたいと思います。

朝いちばんの「おはよう」の挨拶を、美しい言葉の習慣に

「お腹の赤ちゃんには、声が届いていますよ」と、聞いたことはありませんか? お母様のお腹の中にいる頃から、「おはよう」という挨拶は耳にしていたかもしれません。キッズマナーは、まずは挨拶から身につけることがおすすめです。

Kidsマナーのクラスに通うお子様たちは、朝は「おはよう」と挨拶する子が大多数です。そこで、「明日からは“おはようございます”と、自分からご挨拶してね」とお話します。しばらくするとご父兄の方々から、「おはようございますって、気持ちが良いですね」「なんだか親子でお行儀よくなった気がします」などの嬉しい声をたくさんいただきます。

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「おはよう」から「おはようございます」へ。
これだけのことですが、習慣になると、朝のご挨拶は一生「おはようございます」で通す方が多いようです。

はじめの一歩は、耳慣れた挨拶を丁寧な言葉にすることから始めてみてはいかがでしょう。

3歳ぐらいまでに、食事のマナーを伝えましょう

月齢により、キッズマナーの教え方は変わります。焦る必要はありません。

目安としては、3歳ぐらいまでに、食事の前には手を洗い、「いただきます」「ごちそうさまでした」と感謝の気持ちを言葉にできるように、楽しみながら教えてあげてください。はじめは言葉の意味を理解できなくても、「こういうときに言う言葉だな」ということが自然に身についていきます。

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お子様が理解できそうだなと感じる少し前から、ご両親がわかりやすいお手本になってあげたいですね。

お食事のマナーも、とても奥が深いものです。
「どうぞめしあがれ」「いただきますしていいよ」などの言葉かけは、待つことを教える、とても良い機会になります。ルールを守ることにも通じていきます。

躾という字は、身を美しくと書きます。この字は日本で作られたもので、美しい字だなと思います。躾だけではなく、マナーも意識してみてくださいね。

お子様は、ご両親をはじめ家族からマナーを学びとって、成長していきます。
また、子ども同士で遊んでいるときのマナーや、コミュニケーションを上手にとるための思いやりのマナーも、小さな子どものうちから身につけたいですね。

お子様とご一緒に、楽しみながら「マナー」を見つめ直してみませんか。

心地よい人間関係を築くヒントをお届けする「Manner Up Magazine(マナーアップマガジン)」
思いやりの心を行動で表したい方のお役に立てれば幸いです。

マナーOJTインストラクター 前澤暢子
仙台マナー講師、0.1秒の第一印象、おもてなしトレーナーの前澤暢子(まえざわまさこ)です。

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