GREETING
「思いやりの心を行動であらわす」
人と人との関係が希薄になる今こそ
求められる「マナー」
リアルよりもオンラインがコミュニケーションの主流になりつつある今。
直接会って話す機会以上に、SNSやWEB会議システムを使うという方も増えているのではないでしょうか。
買い物はECで、食事は宅配を、仕事はクラウド利用と気づけば一日誰とも話していない。そんな日があるかもしれません。
多くの人と対面で関わりながら自然と「相手目線」や「マナー」が身につく時代ではなくなりました。
しかし、私たちは家族・学校・会社と様々な人間関係の中で生きていかねばなりません。
他人を大切にすることは自分を大切にすることに繋がります。
今こそ本来のマナーである「思いやりの心を行動であらわす」ことが求められるのではないでしょうか。
では「行動」はどうすればいいのでしょうか?
それは日本人が古来より大切にしてきた「おもてなし」です。
「もてなし(持て成し)」の基本的語意は、「教養・性格などによって醸成された態度」「身のこなし、人に対する態度」「振る舞い方・待遇」などです。
おもてなしとは単に、サービスを提供することではなく、その場、その状況に合わせた相手を思いやった親切な応対や言葉遣いによる「人と人とのふれあい」です。
おもてなしの精神に基づく「心と心の交流」「心地よい振る舞い」があったとしたら、どんなに素晴らしく心地よいでしょう。
現代において「マナー」とは人間社会で大切な「豊かさ」「温かさ」「楽しさ」「明るさ」「和やかさ」という環境づくりです。
私どもはこれからもおもてなしの精神を大切に「思いやりの心を行動であらわす」マナーを広く伝えてまいります。
MESSAGE
会長あいさつ
サービス業に携わる人材の
価値向上を目指して
一般社団法人
日本マナーOJTインストラクター協会
会長・創設者笹西 真理
日ごろは当協会に多大なるご支援ご鞭撻を賜り、誠にありがとうございます。
2010年9月1日、日本マナーOJTインストラクター協会は「サービス業の未来を輝かせる」ことを志して設立され、
サービス産業に従事する人材の育成と活躍するフィールドを拡大するべく、活動を展開してまいりました。
設立以来、現在まで延べ1,400名を超えるインストラクターの育成と13,000名を超えるマナー資格認定者を輩出し
「思いやりの心を行動であらわす」人材育成の一助を担ってきたと自負しています。
日本国内における第三次産業従事者は就業者の64.3%(2022年)を超え、増加の一途をたどっています。
時代の移り変わりによって、人々がより豊かなサービスを求めるようになった現代社会。
サービス産業に従事することは、多様な「人と関わる」こと。時代が変わり、サービスの在り方が変わっていく今。
常に「人を中心に」活躍し続ける人材をどう育成していけばいいのか。
ライフステージが変わり、現場から離れても経験を活かしてサービス業で活躍できる社会を作りたい。
設立より一貫して私どもが追い求めている考え方です。
私どもは「手段」にこだわらず、サービス業従事者が高付加価値の提供をできるように「何をする」以上に
「なぜするのか」を大切にしてよりよい人材育成を行ってまいります。
今後も「サービス業に携わる人材の価値向上」を主とした活動を日本中、そして世界に広めていくことが当協会の活動意義だと考えております。
サービス産業を輝かせることは、日本の未来を輝かせることに繋がります。
これからの「日本」を創る。その意志をもって今後も日本マナーOJTインストラクター協会の活動を広めてまいります。