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みなさんこんにちは。
マナーOJTインストラクターの安徳 美妙です。

非常事態宣言を受け、旅行や外食など、当たり前の日常や楽しいイベントに節度が求められる日々がつづいています。みなさまお疲れ様です。
医療体制を維持するため、大切な人を守るため、大切なことだとはわかっていても…。こう長引くと、人と会えないさみしさも感じてしまいますよね。
そんなときはリフレーミング。私たちマナー講師が研修などで良くお伝えしているこの手法を暮らしの中に取り入れることで、素敵なあなたの輝きを保ち続けましょう！

外出が減っている今だからこそ、おうち時間をたっぷりと楽しみましょう。
読書や動画でリラックスするのもよし。
衣・食・住のふだんの暮らしをいつもよりちょっと丁寧にしてみるのもよし。
いっそ思いきって新しい習慣を取り入れて楽しむことも素敵ですね。
新しいチャレンジは、想像以上に気持ちがリフレッシュできますね！

とはいっても、料理に、エクササイズに、断舎利に…と、一度にあれもこれもと頑張りすぎると、かえって疲れを貯め込んでしまい、その後燃え尽きたようになってしまう。なんて、逆のパターンに陥るリスクもあります。

このコラムでは、コロナ疲れを感じさせない、いきいきとした素敵な笑顔で輝ける。バランスのとれたおうち時間の過ごし方について。マナー講師の安徳美妙がご提案いたします。
ちょっと意識するだけで、結果は大きく変わります。ぜひ一度お試しください。

新しい習慣で家事にメリハリ　あなたに笑顔を！

おうち時間が増えたことで、以前より料理そのものにこだわり楽しむようになったとの声が聞かれます。
例えば丁寧に出汁をとったり、いつもは市販ですませていたソースを手作りしたり。
普段の料理にちょっとひと手間をプラスαするだけで、充実感はありますね。

その反面、家族の食事を用意する身としては、飲み会も自粛、残業もできない夫のために毎晩きっちり食事を用意することは、日々続くと結構大変ですね。
それに加えて、リモート勤務になどになっていたら…！お昼の用意もしなくてはいけません。
まじめで、手抜きが出来ない性格の方なら、そうした状況は負担になっている…というのも、理解できますね。

家族の健康を考え、まじめに取り組まれる方こそ、それが来る日も来る日も続くとなると、その重責に段々疲れてくるのも無理はありません。
そうしているうちに、そんなことを思う自分に、自己嫌悪に陥ってしまい、それがストレスの素となってあなた自身の笑顔が少なくなってしまうのはとても残念なことです。

そんなときには、リフレーミング。見方を変えてみましょう。
ときにはお店のテイクアウトやお取り寄せを家族で楽しんでみるのはいかがでしょうか。

ここ最近はコロナ禍で外食需要が減る中、テクアウトサービスをはじめた、というお店がぐっと増えています。なかには、ふだん子連れでは行きづらいようなレストランや、なかなか予約が取れない名店の料理を自宅で楽しめるようにもなっています。これは、とってもうれしいことですね！

家族のために無理をつづけるあなたでいるよりも、笑顔で美味しい料理を一緒に楽しんでくれるあなたでいた方が、家族の方もきっと嬉しいはずです。

普段から家族で利用している地元のお店をテイクアウトで利用するということは、地域支援、お店支援にもつながりますよね。
今は飲食店や飲食店の取引先にとっては、想像を絶する大変な時期となっています。

美味しいものを食べて、飲食業界の支援もできる！そういうポジティブな気持ちで家事のリフレッシュタイムを作ることも、おうち時間を充実させるコツになります♪

私自身も、これまではお取り寄せなどは、ほとんどしたことがありませんでした。
おうち時間にテレビを見ていたとき、私の地元九州、大分のブランド魚である「関アジ」がニュースで取り上げられていました。

たくさんの飲食店が休業等をしている中、関アジの卸先がなく困っているとの内容に大変心を痛めました。
そのニュースの中で、関アジの“りゅうきゅう”（切り身を出汁醤油に漬けたもの）を普段よりかなりお得な価格で取り寄せできると紹介があり、さっそく注文してみました。

届いたりゅうきゅうは期待以上に美味しく、かつごはんにのせるだけでも楽しめる手軽さで大満足の一品でした。

旅行には行けないこの時期、各地の名産品をお取り寄せするのも今ならではのおうち時間の楽しみ方のひとつです。
りゅうきゅう、食べたことが無い方は、この機会にリフレーミング！ぜひ、一度チャレンジしてみてください♪

『頑張りすぎない』積み重ね　気づけば出来ていることを認める！

健康医療機器メーカーオムロンが行ったアンケート『新型コロナウイルス感染症の流行における意識と生活習慣の変化』によると、コロナ禍を経て健康への意識が変化したと答えた方が全体の8割をしめ、35.2%の方が『運動することを心がけるようになった』と回答しています。
≪新型コロナウイルス感染症の流行における意識と生活習慣の変化｜オムロン≫

通勤、通学の時間が減り、体を動かす機会が減ったことで、かえって意識的に運動する方が増えたことが伺えます。
このコラムをお読みのあなたも、おうち時間を活用して、エクササイズやスキルアップに挑戦してみましょう。

アクセル全開で慌ただしい日々を過ごすことに慣れてきた方たちにとって、突然お家でのんびりしていいよ、と言われたおうち時間は青天の霹靂だったかもしれません。
急にスピードを落とすことは、意外と難しく感じることもありますよね。この時間を無駄にしてはいけない！という焦りも出てくるかもしれません。

せっかくのおうち時間を有効活用しよう！とポジティブにとらえる姿勢はとても素敵なことですが、「普段できていなかった課題をすべてクリアしよう！」と張り切りすぎると、そのうち息切れを起こすかも・・・。

こんなときこそ、リフレーミング。まだまだ終息が見えないこの状況は、逆の視点から捉えれば、焦り過ぎなくとも、今後しばらく、おうち時間を確保できるということです。
ならば、一度にあれもこれもではなく、小さなことからひとつずつステップアップしていきましょう。

例えば運動不足を解消したい！スキルアップしたい!!部屋も綺麗に片づけたい!!!
そうした目標がある方は、まずは、一番最初に思い浮かんだ、運動から取り組みましょう。

最初は、スクワットを1日20回するぞ！という目標を1週間つづけてみましょう。

1日20回のスクワットが習慣づいてきたら、次は、1日1時間だけ勉強時間をとります。
スクワットと勉強が日々のルーティンとして余裕が出てきたら、
次は、週に１回お部屋の気になっている箇所の整理整頓の時間をつくりましょう。

一つ一つの事柄を、徐々に、じょじょに習慣として積み重ねていきます。
継続することが、「しんどいなぁ」「時間的にも無理が出てきたな」と感じたら、そのときは、ひとつ前のステップに戻り、課題を減らしてもよいでしょう。

子育てや、部下育成において、モチベーションを持続させるコツのひとつに「成功体験」があります。

「自分にもできた！」という実感、成功体験は、さらなるモチベーションアップにもつながります。
そのため親や上司など見守る立場の方が、子どもや部下が何かを出来たときに『褒める』ことはとても大切な指導行為とされています。

家で腹筋やエクササイズを頑張ったからと言って褒めてくれる人はいません。
ですが、毎日15分でも継続しているあなたは、確実に1週間前のあなたとは違って、より前進しています。

たとえそれが小さな一歩（スモールステップ）だったとしても、自分が出来ていることを認め、肯定することを意識的に行うことで、ポジティブな気持ちをキープできるよう工夫してみましょう。

自粛生活が始まった当初私は、この期間を無駄にせず何かを成し遂げないと！と必要以上に焦ってしまい、ちょっと息切れしていた時期もありました。

長い人生において、思い通りにいかない日々はあります。
だけど、そんなときにすぐにへこたれて落ち込んでばかりもいられません。

毎日は続きます。いっぱい落ち込んだ後は、その経験も踏まえ、また前向きに一歩踏み出したいものです。そうやって、ニューノーマルの生活にも適応して、次の時代でも活躍できる素敵な大人の女性でありたいものです。

長引く自粛生活では過度に頑張り過ぎないことも大切な自己管理のひとつだと考えるようになりました。

みなさんが、健やかに、前向きにおうち時間を過ごせるために。
リフレーミングとスモールステップを意識して。ご自身を肯定的に受け止めて、日々を素敵に暮らしてくださいね！

心地よい人間関係を築くヒントをお届けする「Manner Up Magazine（マナーアップマガジン）」
思いやりの心を行動で表すためのアイデアが詰まったウェブマガジンです。お役に立てれば幸いです。

このマナーについては、#マナーOJTインストラクター　#ソーシャルマナー

日本マナーOJTインストラクター協会
マナーOJTインストラクター　安徳 美妙
講師　安徳 blog

以前、おうち時間に格上げ！テーブルマナーに関しての

お家時間で自分磨き！暮らしの中で出来る簡単エレガントアップ（20/11/13）
↓
（21/1/27　タイトル修正）
おうち時間で簡単エレガントアップ！テーブルマナーを取り入れ素敵に暮らそう♪