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11周年記念フォーラムの画像

これからの時代に必要とされるマナー講師の秘訣 11回目の講師総会JAMOIフォーラムに寄せて

2021/10/08


みなさん、こんにちは。 
いつもマナーアップマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。
一般社団法人 日本マナーOJTインストラクター協会(JAMOI)会長の笹西真理です。

ご存知でしょうか、10月7日はマナーインストラクターの日です。

マナーインストラクターを目指す人、既にマナーインストラクターである人に、この日をきっかけにマナー研修への意識を高めることを目的に、私たちのJAMOIが2014年に制定した記念日です。

10月7日は、JAMOIにとって大切な記念日。
今年も、JAMOIの年次総会にあたるJAMOIフォーラムを、オンラインにて開催しています。

この記事では、昨日(10月7日)開催したフォーラムの開会式でJAMOI会員に向けてお伝えした内容をご紹介させていただきます。

ポイントは3点です。
① 想像力を養い、相手の立場に立つ
② プロとして誇れる仕事を届ける
③ 時代に即した手法、スキルを身に着ける

マナー講師に興味をもたれてマナーアップマガジンをご覧のみなさんにも、お役に立てると幸いです。

想像力を養い、相手の立場に立つことは講師としての必須条件

コロナ禍において、ほんのひと握りの人や企業を除きほとんどの方がダメージを負いました。
売上が大幅に下がった。
仕事がなくなった。
それまでやっていた手法が駄目だと言われてしまう。
何らかの変化を余儀なくされたという方がほとんどでしょう。

私たちマナー講師も同じです。
コロナ禍を経て対面で集まることが敬遠される中、オンラインでの講座や研修に初めて取り組んだという講師は非常に多くいます。

一人ひとりのJAMOI会員講師を見ていると、コロナ前とは比べ物にならないほど、オンライン会議システムを用いた研修や講座は増え、その手法も成熟してきたといえるでしょう。

以前はいわゆるマナー講座にオンライン講座は考えられないことでしたが、受講される方の置かれた環境やニーズに沿って、マナー講座の開講環境にも変化が訪れたと言えるわけです。

この、『相手の置かれている環境を「想像」できるかどうか』は、選ばれる講師になる一つの境目といえます。 

たとえば「笑顔で挨拶は口角を上げることです」と伝えたところで、今はマスクがマストの時代です。
この様なマナー講座で学ばれた方から「口角を一生懸命上げましたがマスクで伝わりませんでした」と、言われるのが関の山です。

JAMOIで学んだマナー講師なら、そうした時代の変化に応じて変わるニーズを見越して講座を組み立てることができます。
フォーラム各講座の様子
マスク越しの笑顔です。
マスクをつけた状態で、笑顔であることを相手にどう伝えるか?
手法が具体的でなければ話になりません。 

講師は決まりきったコンテンツをただ伝えるのではなく、社会の動きをとらえ、受講者の置かれている環境に沿った内容を届ける必要があります。
講師である自分が何を話すかではなく、受講者の立場に立って「何を聞きたいか」「何を知りたいか」と想像できることが講師には必要です。

講師の目線を身につけ、受講者に喜ばれる講座を構築する。
私たちJAMOIが2010年の創設以来取組んできた、マナー講師の心持ちです。

プロの仕事だからこそ、外部講師として選ぶ理由になる

情報は、ネットにあふれている時代、わざわざ講師から直接学ぶ理由は何でしょうか。

私たちJAMOIの講師が行う講座を受講される方々の声をあげてみます。
・第三者の視点が欲しい。
・他と比較して自分たちの現状がどうかを教えて欲しい。
・部外者に言ってもらうと説得力がある。
などなど、理由は様々ですがみなさんの受講理由に共通していることは『プロの指導が欲しい』という点です。

自分ではできないこと、今の社内ではできないことや知らないこと。
今の範疇から抜け出したいからこそ、プロの指導に学ぶ価値があるのです。

私は仕事柄、企業の人事担当者とお話しする機会が多くあります。
どの担当者も、良い講座や研修を社員に提供したいと非常に厚い思いをもって考えられています。

依頼された仕事はJAMOIの会員講師に紹介しているのですが、人事担当者の気持ちに寄り添った、より良い講座を提供したい、JAMOIの講師達にはしてほしいといつも考えています。

ところが稀に、JAMOI会員向けに行っているお仕事紹介に、
「講師初心者なので、一度、経験してみたいです」
「研修未経験です。この内容には取り組んだことがないので、勉強させてください」
といったお声が届く場合があります。

そのチャレンジ精神を否定するものではありませんが、勉強し、挑戦するつもりでの参加なら、お金を頂くのではなく、払うべきです。

厳しいようですが、JAMOIでは勉強のためにトライアルで講師に仕事をさせることは一切ありません。
それはプロの指導を期待されているお客様に対して不誠実だからです。

こう書きますと「じゃあ、新人はどうすればいいの?」と思われるかもしれません。
これから講師を目指される方、講師になられたばかりの方に私がお勧めするのは、ご自身の強みを生かし、できることから始める。
そして、さらに学ぶこと。
この3つしかありません。 

研修講師としてのスキルは大きく分けると デリバリー能力(伝達力)と知見・ノウハウの保有数です。

新米講師に多いのは、業界に対しての知見やノウハウがない。コンテンツがあるのは知っているが、名前くらいで、実際の使い方や伝え方が分からないということが多いでしょう。

デリバリー能力は個人で磨くことが出来ます。
ご自分の得意な分野やジャンル、既に知見のあること、伝える内容が決まっている講座などをドンドン開講し、回数を重ねることでデリバリー能力は鍛えられます。

JAMOIであれば、企業研修のオブザーブ(見学)や、JAMOI認定講座の開講によってそうした機会を新人講師達には与えています。

実演する回数、見学する回数を重ねることで相手によりよく伝わる講座ができるようになり、結果的に「人を巻き込む」研修や講座、説得力のある話し方が身につきます。

ご自身の中にあるものを上手にデリバリーできるようになったそのうえで、まだまだ経験の浅い分野や新しいコンテンツでの開講にも挑戦すればよいでしょう。
お遊び@2021フォーラム
誰でも最初はあります。
できることは100%やって自信をもって受講生の前に立ちましょう。

デリバリー能力も低い、知見やノウハウもないまま講座を提供するというのは、プロの仕事ではありません。
お客様はつねにプロの仕事を求めています。

時代に即した手法、スキルを身に着ける

変化が大きい時代。
変化への対応が重要なことは言うまでもありません。

たとえば、講師であれば、オンラインを活用することで大いに可能性は広がりました。

また、オンラインと一言でいっても、会議システムを用いたリアルタイムの講座だけでなく、クラウドのグループウェアやアプリを用いて、講座や研修の合間にチェックをしたり、課題を出したりするなども研修や講座を運営する上で大いに活用可能です。

いわゆるITツールと呼ばれるものは、操作性もよく、やってみれば意外と簡単!というものも多いのです。

ところが、挑戦する前から「私はそういうのは苦手です…」と決めつけてしまう方が、結構いらっしゃいます。
実は、JAMOIの会員でも、そんなことを言う方は少ないとは言えません…。

このコロナ禍において活躍してきた講師と、活躍できずくすぶっている講師の大きな違いは『オンラインツールや新しい道具に挑戦する心意気』でした。

これからも、また別の手法やスキルが必要になることがあるかもしれません。
そのとき、はじめから諦めてるのでなく、「まずやってみよう」という精神で、様々な手法、スキルを取り入れることが大切です。

この2年を乗り越えられた私たちです。
私たちには、まだまだ成長できる余地があると、このコロナ禍を経た今だからこそ、JAMOIの会員を見てきたからこそ、私は信じられます。
11周年記念フォーラムの様子
自分への投資や挑戦は、多ければ多いほどあなたを成長させてくれます。

2021年度、JAMOIの活動テーマは「Le Lien(絆)」です
ようやく緊急事態宣言があけ、社会も落ち着きを取り戻しつつあります。
未来を見据えて「今」を考えられるのは人間だからこそ。
今こそ、会員同士の横のつながり「絆」を大切にしながら前進したいと思います。

本年度も引き続き、倍旧のご指導、ご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

このマナーについては、#マナーOJTインストラクター #企業研修講師ストレートコース

日本マナーOJTインストラクター協会
会長 笹西真理

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