大人スタイルで楽しむ♪ロゼワインとおつまみで彩るひな祭り
2022/02/18
みなさんこんにちは。
マナーOJTインストラクターの安徳 美妙です。
女の子の健やかな成長を祈るイベントとして定着しているひな祭り。
中国から伝わった『上巳(じょうし)』が由来で、旧暦三月の最初の巳(み)の日に、海や川に出て穢れを洗い流し厄災を追い払っていましたが、ちょうど桃の花が咲く頃でもあるので、桃の節句とも呼ばれています。
季節の節目を意味する『節』の頃は、昔から邪気が入りやすいとされていました。
新型ウイルスの流行により日常生活で制限を強いられる日々が続いています。
今年は、流行の収束を願い邪気払いとしてひな祭りを楽しむのはいかがでしょう。
彩り華やかで桃の節句にぴったりのロゼワインといっしょに、大人スタイルのひなまつりアレンジをご紹介します。
どうして?ひな祭りにロゼワインをおススメする理由
ロゼワインといえば、なんといっても美しい色が魅力です。
ロゼワインは原料に赤ワイン用のブドウを使いながら、造り方は白ワインのように果汁だけを取り出して発酵させています。
つまり、渋みの基となる成分を減らすことで、赤ワインのように芳醇で華やかな香りを持ちながら、味わいは白ワインのようにスッキリとしている、いいとこどりのワインといえます。
ロゼとはフランス語でバラ色という意味です。
ロゼワインの色合いは淡いサーモンピンクから、チェリーピンクに近い濃い色合いまで幅広く存在します。
これは、ワインの造り方によって皮の色素が果汁に溶け込む度合に差が出来るためです。
テーブルにほんのり赤みがかったロゼワインを置くだけで、ぱっと華やぎます。
日本で春と言えば桜ですが、ロゼワインの色は春らしさをイメージさせる季節感を演出するのにもぴったりです。
その可憐な色合いからひと昔前までは甘口の初心者向けのワインのイメージを持たれることもありましたが、実は今流行なのは辛口のロゼワインなのです。
辛口とはいっても香りはフレッシュでフルーティーなタイプのものが多く、渋みのもととなるブドウの皮や種、茎などの部分を取り除いて造ることで、クリアな味わいに仕上がっています。
飲み疲れすることのない優しい味わいは、例えば休日のホームパーティーや、キャンプ、バーベキューシーンなどに、まさにぴったりです。
そんなロゼワインと一緒にひな祭りに楽しんでいただきたい、オススメのメニューもご紹介しますね。
何が合う?ひな祭り定番メニューのワインに合うアレンジ!
ひな祭りの定番メニューと言えば、ちらし寿司とはまぐりのお吸い物ですね。
ちらし寿司は海老やレンコンなど縁起の良い食材を使っていて、ひな祭りに限らずお祝いごとの定番メニューですね。
また、はまぐりのような二枚貝も、その形状から、良縁の象徴として重用されてきました。
もちろんそのままでもワインと一緒に美味しく楽しめるメニューですが、さらにワインとの相性を良くするアレンジがこちらです。
ちらし寿司を洋風てまり寿司に!
ラップで具材と酢飯を包むだけの簡単メニューですが、見た目も可愛らしく、おつまみとしても食べやすい形なのでオススメです。
具材はお好きなものでOKですが、お勧めは生ハム&クリームチーズや、スモークサーモンなど。
色、味ともにロゼワインととても相性が好いです。
他にもアボカド、お刺身、ローストビーフなども美味しく、ついついお箸が進みますよ。
はまぐりのお吸い物はクラムチャウダーに!
我が家ではひな祭りといえば、クラムチャウダーというくらい定番化しています。
はまぐりは値が張るのでアサリを代用していますが、ワインのおつまみとしても楽しめます。
ここでは私のお気に入りのレシピをご紹介します。
お気に入りポイントは作りやすいのに、風味がしっかりしていてワインに合う点です。
【魚のプロ直伝】あさりのうまみが濃厚!クラムチャウダーのレシピ|Foodie)
他にも、旬の菜の花をニンニク(アーリョ)、ベーコンとオリーブオイル(オーリオ)で炒めたアーリオ・オーリオや、具だくさんのコブサラダなどは、彩りもよく、ワインのおつまみとしてもオススメですよ。
ポイントは?映える“大人スタイルひな祭り”のテーブルセッティング
色合いだけでも楽しめるロゼワインで、ひなまつりのテーブルセッティングを彩りましょう。
季節感や華やかさは出したいですが、ここは“大人のひな祭り”
なので可愛らしくなりすぎるのは避けたいですね。
大人っぽい落ち着いた雰囲気のテーブルに仕上げるには次のことを意識するといいですよ。
器はシンプル 色味を揃えて大人スタイルに
ワインや食材の彩りを引き立てるために、器はあえてシンプルなものをセレクトしましょう。
ホワイト系や、グレー系など、色を揃えると統一感も出せてグッと大人っぽい雰囲気になります。
ほどよい和テイストで大人スタイルに
ワインは洋、ひな祭りは和なイメージでしょう。
ですが今年は“大人スタイルのひな祭り”です。
完全に和食器で統一!するよりも箸置きや小鉢などアクセントとなる部分に効果的に和テイストを入れましょう。
そうすることで洋食アレンジの料理や、ワインとも違和感なくなじみ、かつモダンな雰囲気で楽しめますよ。
差し色はゴールドやシルバーで大人スタイルに
最近はテーブルマットやコースター、カトラリーなど、海外有名ブランド風のデザインなのにお手頃価格で手に入る!というものも増えています。
こうしたグッズを上手く取り入れるのも大人スタイルのテーブルコーディネートのコツです。
その際選ぶポイントは、差し色がゴージャスなものがおススメです。
特にピンクゴールドはロゼワインを映えさせてくれますよ。
テーブルセッティングもちょっとしたポイントを意識することでお食事、ワインがさらに楽しめる雰囲気作りにひと役立ちますね。
おうちで過ごす時間が長くなかった今だからこそ、年中行事の意味を改めてしっかり調べてみたり、家庭でのお祝いの時間を充実させたりするのもいいですよね。
ロゼワインは私も大好きです。
もし「これまでロゼワインはあまり飲んだことがなかった!」という方には、この機会ににぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。
お子さんの健やかな成長を祈るひな祭り。
今年は、頑張ったあなたのために、大人スタイルで開いてみませんか?
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